「元オールブラックスのリッチー・マコウさん会える?」 世界ふしぎ発見

2016年12月17日の「世界ふしぎ発見」で、「ニュージーランドの土ホタル(グローワーム)」 について紹介がありました。

ニュージーランドは、ラグビー大国で、街のあちこちで市民がラグビーを楽しんでいますが、ミステリーハンターの大杉亜依里さんは、南島の中心地のクライストチャーチで、元ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)のリッチー・マコウさんに会っていました。

リッチー・マコウさんは、元ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)のキャプテンとして、11年にわたり、111試合に出場し、年間最優秀選手賞を3回受賞し、2011年&2015年のラグビーワールドカップの2大会連続優勝に大きく貢献しました。

ニュージーランド代表は、そのユニフォームから「オールブラックス」と呼ばれ、世界中で親しまれていますが、彼らが試合前に行う儀式「ハカ」は、ニュージーランドの先住民マオリの戦いの踊りです。

オールブラックスが「ハカ」を披露する理由は、ニュージーランドでは、国歌同様に大切なもので、オールブラックスが初めてハカを披露したのは、1905年で、当時のニュージーランドの国歌は、まだイギリス国歌を使用していたそうです。ハカは、ニュージーランド人であることを、確認する大切な儀式だそうです。

オールブラックスがキッカケとなり、国内でも先住民マオリの文化が再認識され、尊重されるようになったそうで、現在も、様々な地域の背景を持つ選手が、オールブラックスで活躍しています。

次回の2019年のラグビーワールドカップは日本で開催されますが、リッチー・マコウさんは、「是非、行きたいが、選手じゃないワールドカップはどんな気持ちになるかな~」と語っていました。

そんなリッチーさんは、2016年にニュージーランド最高の勲章を授賞し、昨年惜しまれながら、現役を引退した後は、長年プレーをしてきた、クライストチャーチの観光ヘリコプターのパイロットとなりました。

大杉亜依里さんは、リッチー・マコウさんの操縦で、クライストチャーチの街を上空から、案内してもらっていました。

現役中はもちろん、現在も多くのスポンサーと契約するリッチーさんが、ヘリコプターのパイロットを始めたのは、東日本大震災の直前の、2011年1月に起きたクライストチャーチの地震で大きな被害を受けましたが、今は、復興が進み、今では普通の生活に戻っているそうですが、そのクライストチャーチの力強い復興を、多くの人に見てもらえるヘリコプターのパイロットに、生きがいを感じているそうです。

先月、ニュージーランドで発生した地震の際には、リッチー・マコウさん自らが、ヘリで救援活動も行ったそうです。

Richie McCaw – Christchurch Helicopters

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