2017年1月22日の「林先生が驚く初耳学!」で、「ボーイング787は、加湿が可能」 について説明がありました。
ボーイング787以前の従来のアルミ製の機体には、水平方向の継ぎ目がありましたが、ボーイング787の胴体には、パーツ全体に継ぎ目がないそうで、これを可能にしたのは、日本が開発した、炭素繊維複合材で、鉄の10倍の強度を誇ります。
この炭素繊維複合材を、胴体の型に合わせて積層し、高温高圧で半日加熱すると、継ぎ目のない筒状ボディができるそうです。
継ぎ目がなくなったことで、胴体の強度が増し、窓の面積が30%拡大したのに加え、炭素繊維複合材は錆びないため、従来より強い客室内の加湿が可能になったとの事です。
その為、飛行機特有の乾燥した空気が改善されているそうです。乾燥肌又は、乾燥が嫌な人は、ボーイング787を選んだ方が良いそうです。
尚、ニュージーランド航空は、2015年8月10日より 成田-オークランド線全便をボーイング787-9型機を導入しています。そして、関空―オークランド便も、2016年11月4日~2017年3月26日までのニュージーランドの夏期運行されていますが、787-9型機を導入しています。