海外旅行保険は必要か? 日経モーニングプラス

2017年7月4日の日経モーニングプラスで、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんが、下記の内容について話されてました。

阪急交通社による調査では、7月15日から8月31日までの海外旅行の予約人数は、1年前に比べて、38%上回っているそうです。

海外旅行保険は、絶対に必要だそうで、海外に行くと、事故を起こす事が多く、本人が起こす場合だけでなく、事故に巻き込まれる事も多いそうです。

旅行会社のJTBのグループ会社のジェイアイ傷害火災保険の調査では、海外旅行者の3.6%(28人に1人)が実際に事故に遭遇しているそうで、カップルで計算すると、14組に1人となり、4人家族で計算すると、7組に1組となり、比率はかなり高いそうで、慣れない環境で、体調を崩しやすいですし、日本に比べて、治安の悪い地域も多いので、海外旅行保険は、必要だそうです。

ジェイアイ傷害火災保険の2015年度の保険金支払いの内訳は、治療救援費用(病気などで入院した場合)が全体の半分を占めていて、25%以上が、携行品損害で、スーツケースが壊れたり、盗難に合ったりする事があるとの事です。

ジェイアイ傷害火災保険の2015年度エリア別の保険金支払状況では、ヨーロッパでは、治療救援費用と、携行品損害が、40%ずつ位で、北米は、治療救援費用が50%位で、携行品損害が、30%位、アジアは、治療救援費用が80%位で、携行品損害が10%位、そして、オセアニアは、治療救援費用が60%位で、携行品損害が、20%位との事です。

日本国内では、国民健康保険があるので、1割から3割負担で診察を受ける事ができますが、海外は、料金が高いです。

アメリカの例では、公営や民営の救急車を呼ぶと、8万2,000円位からで、日本の場合は、救急車は、無料です。
そして、アメリカの初診料は、1万5,400円から1万6,400円で、日本ですと、2,820円です。
アメリカの病院の1日当たりの部屋代は、個室だと、33万円で、ICU(集中治療室)だと、88万円かかります。日本ですと、個室が、3万円から5万円で、ICU(集中治療室)は、8万円から10万円位だそうです。

海外旅行保険には、2つのパターンがあり、通常は、損害保険会社が提供しているワンパックになっている海外旅行保険と、カードに付いてくるカード付帯保険がありますが、カード付帯保険の場合は、無料又は安いですが、旅行代金をカードで支払っていないと使えない、利用付帯や、旅行代金をカードで支払っていなくても付いてくる自動付帯があるそうです。
海外旅行で後悔しない!海外旅行傷害保険付きクレジットカード8選


ただ、カードだけの保証では不十分なケースもあるそうですので、保証内容を確認する必要があるそうです。
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最近流行ってきているのが、この2つのパターンを組み合わせる、カード付帯保険を補完する商品で、カード付帯保険に追加する事で金額を安く抑えられるそうです。

●損保ジャパン日本興亜の「off!自由なオーダーメイドプラン」の特徴は、治療費用以外の補償は、任意で選択できる商品です。
商品プラン:自由なオーダーメイドプラン | 商品プラン | 新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 損保ジャパン日本興亜
●東京海上日動火災保険の「補償充実プラン」の特徴は、保険料が比較的割安ですし、海外から日本への搬送などのバックアップが大きいそうです。
海外旅行保険 | 旅行・レジャーの保険 | 東京海上日動火災保険
●三井住友海上火災保険の「タイプK」特徴は、病気による死亡、医療費用の他に、弁護士費用も補償が付いているそうです。
「ネットde保険@とらべる」改定のご案内|特定手続用海外旅行保険|三井住友海上

保険金の請求には、損害を受けたと言う証明が必要なので、盗難に合ってしまったら、警察から盗難届けの書類をもらい、空港でスーツケースが壊れた場合は、その破損の証明を、空港でもらう必要があるそうです。

日経モーニングプラス|BSジャパン

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